格安航空会社とは?

格安航空会社は、英語では、Low cost carrier (LCC)と呼ばれ、大手の航空会社が提供する格安航空券とは別に、初めから格安、割安に設定された航空券を提供する航空会社。国を代表するナショナルフラッグキャリアなどの大手航空会社とは異なり、各国の国内線として運営することが多い。最近では国際線も就航させる格安航空会社もある。LCCの航空機1機当たりの年間収入は40億〜50億円とされ、日本でも「レガシー」と呼ばれる全日空や日本航空などの既存国内大手とLCCの顧客の奪い合いが予想される。

最新ニュース

2015年1月28日
スカイマーク、民事再生法適用を申請

臨時取締役会において民事再生法適用を申請することを決議し、東京地方裁判所に申請した。

2014年3月20日
日本航空、LCCジェットブルーと共同運航拡大

日航は30日からジェットブルーと共同運航を拡大する。ニューヨークとボストン発着の米路線に共同運航を新たに増設、サンフランシスコ発着路線でも共同運航を開始。日航は北米路線を収益源に位置付けている。30日から成田・ニューヨーク便を1日1便から2便に増やす。と同時にジェットブルーとニューヨーク・オーランド便など米国内の共同運航の便数を拡大する。共同運航の便数は現在の1日60便から80便(片道)になる。 (日経)

2013年12月24日
格安航空、サービスを競う

東南アジアのLCCが相次いで機内のネット接続などのサービス強化に乗り出している。格安から脱して客を呼び込もうとしている。タイ航空の子会社、ノックエアは、2014年から機内無線接続サービスを導入する。マレーシアのエアアジアも機内ワイファイの14年導入に向け準備中。シンガポール航空子会社のスクートは1月から無線LANで機内娯楽を提供。映画やテレビ番組を有料配信、タブレットを有料で貸し出している。 (日経)

2013年12月20日
バニラ・エア 就航

海外からの参入も相次ぎ、今や15社のLCCがサービスを競う。(うち海外LCCは12社)ただ日本では国際線におけるLCCのシェアは成田発着でまだ1割未満。東南アジアではLCC比率は5割強。欧米でも3〜4割で日本の出遅れが目立つ。 (日経)

2013年12月7日
ジェットスター 利用者300万人突破 格安航空で2社目

ジェットスター・ジャパンのり商社が300万人と突破し国内LCCとしてはピーチ・アビエーションにつぐ2社目。2012年7月の就航以来。 (日経)

2013年12月3日
格安航空市場に新たな競争

これまで格安航空がそぎ落としてきた「顧客の利便性」を全面に出す新興勢力が、低価格市場をけん引してきたライアンエアーのシェアを侵食している。価格を軸とした競争の構図がかわりつつある。ライアンエアーの2014年3月期の純利益が現役の見通し。こうした「格安の老舗」を追い込んでいるのはノルウェーのノルウェジアンやスペインのブエリングなどの新興のLCC。新興勢力に共通するのはこれまでLCCがそぎ落としてきたサービスを充実されている点。ノルウェジアンは機内のネット接続サービスを充実させている。顧客の関心は利便性に向き始めている。 (日経)

2013年11月29日
フィリピンのLCCセブ・パシフィック航空

セブ・パシフィック航空は12月19日から関空とマニラを結ぶ便を週3便から7便に増やす。7月に日本政府がフィリピン向けに数次ビザの発行を開始したことから、旅客需要の増加を見込む。アジアの主要都市を結び空のネットワークは急速に拡大している。香港エクスプレスは今月、香港・関空の運航を開始。タイ航空は12月、バンコク・仙台線を就航予定。 (日経)

2013年11月21日
ピーチ・アビエーション

期間限定の割引案内をメールマガジンで流すと、台湾から送信先の4倍の人がウェブサイトにアクセス。関空ー台北が片道4980円。口コミで情報が瞬く間に広がった。9月に那覇ー台北を就航、来年1月には関空ー高雄線を開設する。井上CEOは、台湾線、香港線の外国人比率はそれぞれ6割、韓国線も5割という。大手航空会社にないサービスをめざす。9月からはお好み焼きを試験販売している。12月から正式メニューとなる。むしろ国際線で受けがよく、1枚700円と安くないが、注文が続出。10月27日にはイメージキャラクターとして起用した元AKBのアイドル篠田麻里子が関空ー成田の就航第1便から降り立った。ピーチはその費用は「ほとんどお金はかからなかった」という。実質2年目の2014年3月期に営業黒字を達成できる見込み。 (日経)

2013年11月19日
インドネシア、インフラ不足のなかLCCが路線拡大で空が大渋滞

道路の渋滞が名物のインドネシアで空の混雑が深刻な問題となっている。インフラ不足のなかLCCが路線を拡大。航空管制官やパイロットなど人材不足も相まって、安全面の懸念も膨らむ。LCCライオン航空が4月、最新の米ボーイング機をバリ島空港横の開錠に不時着させたのは、パイロットの技量不足が問題だったとされる。 (日経)

2013年11月8日
香港のLCC、香港エクスプレス航空 羽田ー香港線就航

香港を拠点とする香港エクスプレス航空は8日、羽田ー香港線を就航した。日本に定期便を就航するLCCは11社目。羽田に乗り入れるのはマレーシアのエアアジアXに続いて2社目。基本料金は1万2700円。フルサービスを提供する一般航空会社より40〜50%運賃が格安。 (日経)

旅行大手、格安航空を活用し若年層を取り込み

旅行会社がLCCを活用した旅行商品の販売を本格化する。JTBはジェットスター・ジャパンの航空券を組み合わせた商品を発売。阪急交通も10月からジェットスターの航空券と組み合わせた旅行商品の品ぞろえを前年比で約5割増やした。HISも9月以降、シンガポールのスクート航空などを使ったパック商品を3割増やしている。価格は航空大手を利用した商品より3割程度抑えられる。 (日経)

2013年9月6日
中国のLCC、春秋航空 日本で国内路線

中国のLCC、春秋航空は、成田を拠点にして2014年5月末に国内線3路線で運航を開始する。春秋グループ便で来日した中国人客など観光客をターゲットに据える。相当な格安運賃を打ち出す可能性がある。既存3社(ピーチ、ジェットスター、バニラ・エア)を含めたLCC4社間で国内競争が激化しそうだ。 (日経)

2013年9月2日
ANAの新しいLCC、バニラ・エア

ANAは、11月1日付でLCCエアアジア・ジャパンの社名を「バニラ・エア」に変更して再出発する。路線は大幅に見直す。国内線以外に日本とソウル、グアムなどを結ぶ路線を軸に据える。3年以内の営業黒字化を目指す。 (日経)

2013年7月31日
ANA、LCCに海外新路線

ANAは、エアアジア・ジャパンを継承する新LCC会社について、グアムやハワイなどの海外に路線を展開し、傘下のLCCピーチ・アビエーションについては9月下旬に沖縄ー台湾線を開設する。高単価なビジネス客は全日本空輸が受け持ち、LCCは海外の観光需要を取り込む。エアアジア・ジャパンとの合弁を解消し完全子会社化された新LCCは12月末に再出発する。ハワイは来年夏以降の開設。 (日経)

2013年7月19日
スカイマーク、LCCには、安値以外で対抗

ボーイング737型機を改良し、現在エコノミークラスだけの機材を順次改良し高級席とエコノミー席の2クラス制にする。全席高級座席のエアバス330型機は14年3月から羽田発着便に投入。路線展開ではLCCとの競争が激しい成田発着便では今月から減便している。昨年のLCC3社の運航開始でスカイマークの利用率は低迷しており、6月の全路線利用率は65.2%と、2年前の77.2%に比べ低い。成田路線が毎月1億5000万円の営業赤字を出し、全体の足かせとなっている。 (日経)

2013年7月5日
LCCの苦情急増

予約画面などの改善を要望する声が増えている、と国民生活センターが明らかにした。2012年度に寄せられた相談件数は579件と11年度の4倍強となった。 (日経)

2013年7月4日
ジェットスター、就航1年

ジェットスタ・ジャパンの鈴木みゆき社長は、「当面は国内線を充実させる」と話した。成田空港を拠点とするジェットスターの搭乗者数は計160万人以上で、平均利用率は72%。機材は今月13機体制になり国内のLCCとしては最多。「就航3年目に営業黒字を達成したい」と語った。 (日経)

2013年6月26日
ANA、エアアジアと提携解消

エアアジア・ジャパンを100%子会社化したANAは「エアアジアのやり方では限界があった」と述べた。5月の利用率は53%とジェットスター・ジャパンに比べ20%以上も差をつけられていた。エアアジアにとってはANAの主張は「コスト増につながる」と映っていた。フェルナンデスCEOは日本事業では「コストが3倍だった」としている。2013年3月期の営業赤字は35億円に膨らみ、「これ以上の損失を見過ごすわけにはいかなかった」と述べた。ANAはエアアジア・ジャパンの株式を25億円で取得し子会社化する。 (日経)

2013年6月18日
東南アジアでLCCが5割突破

先行するのはエアアジアで1−3月期の乗客数は978万人と前年同期比19%増。新興勢力ではセブ・パシフィック航空(フィリピン)が12年まで6年連続で国内線利用者のシェア首位。ライオン航空(インドネシア)も国内で利用者を増やしており、タイで合弁設立も計画中。 (日経)

2013年6月12日
ANA、エアアジアとのLCC合弁事業を解消

ANAは格安航空をピーチに一本化。エアアジア・ジャパンはLCC3社のなかで平均利用率が唯一60%台と低迷していることが背景にある。エアアジアのネット予約システムの使い勝手の悪さ、英語の表現が多いことでリピーターがひろがらなかったことが低迷の理由。エアアジアの13年1−3月期決算は日本部門が21億円の赤字。合弁がANA手動の事業展開だったこともエアアジアの不満だった。 (日経)

2013年5月7日
中国・春秋航空、日本参入を正式発表

中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空は8日、日本の国内線事業に参入する計画を正式発表した。就航開始時期は、今年秋を目標にしていたが、運航の安全体制づくりに万全を期すため、早くても年内、または2014年にずれこむ見通し。 (産経)

2013年3月10日
全日空、MCC(ミドル・コストキャリア)が切り札か

MCCはミドル・コストキャリア。全日空は子会社のエアージャパンという国際線中心のMCCが、LCCとの隙間を埋める収益面の切り札とみている。 (日経)

2013年3月19日
エアバス、インドネシアのLCC、ライオン航空から234機受注

エアバスはインドネシアの格安航空(LCC)ライオン航空から234機を受注。エアバスの民間機に関する受注では過去最大となる。 (日経)

2013年3月10日
全日空、MCC(ミドル・コストキャリア)が切り札か

MCCはミドル・コストキャリア。全日空は子会社のエアージャパンという国際線中心のMCCが、LCCとの隙間を埋める収益面の切り札とみている。 (日経)

2013年3月8日
新石垣空港 開港

沖縄県・石垣島の新石垣空港が7日開港した。全日空が機材を大型化して石垣線を強化するほか、LCCも参入する方針。日航は7日、傘下の日本トランスオーシャン航空が羽田・新石垣線を運航開始した。夏休みの需要を見込み、ピーチは6月に関西・新石垣線を就航させる。 (日経)

2013年3月1日
格安航空(LCC)就航1年

ピーチの最高経営責任者(CEO)は就航から3月末までの利用率は77−78%の見通しで当初計画を上回る。例年需要が少ない2月も利用率は80%以上で推移した。 成田空港は騒音の理由で午後11時から翌日午前6時までの離着陸が制限されているため、最終便が欠航となるケースが当初続出した。この離着陸制限が壁として残る。 (日経)

2013年2月27日
日航とジェットスター、乗継便で提携

国際線利用者の利便性向上で日航とジェットスターが提携した。3月6日から日航の国際線利用者に乗継便としてジェットスター便を利用できるようにする。成田、関西、中部空港で接続する日航の国際線の利用者にジェットスターの国内便を提供する。ジェットスターは手荷物を重量で細かく料金加算する仕組みだが、日航の利用者に、そうしたシステムは適用しない。 (日経)

2013年1月11日
格安航空(LCC)が人の流れ変える

ピーチを傘下に抱える全日空は路線競合で需要の奪い合いが懸念されたが、その影響は13年3月期で50億円未満。LCCは新規需要を掘り起こしたといえる。
LCCが変えたのは路線だけでなく、観光地にもにぎわいをもたらし、関連産業も生み出した。北海道では12年4−9月期に観光地15のうち14地域で観光客数が前年同期を上回った。空港までのバス利用、ホテルの稼働率が上昇。レンタカー会社も保有台数を増やしている。
沖縄ではLCCによる観光客数増を見込み、米ヒルトンが14年9月にホテルをオープンする予定。
一方であおりをうけたのは、中堅航空のスカイマークなどで、価格面での魅力が薄れた。LCCと競合する5路線で新幹線の利用率が昨年11月40ー50%台に減少した。

国内LCCの路線(1月10日現在)
国内線 国際線
ピーチ・アビエーション(12年3月1日就航)
関西ー福岡
関西ー新千歳
関西ー沖縄
関西ー長崎
関西ー鹿児島
関西ー仁川
関西ー台湾
関西ー香港
ジェットスター・ジャパン(12年7月3日就航)
成田ー新千歳
成田ー福岡
成田ー沖縄
成田ー関西
関西ー新千歳
関西ー沖縄
関西ー福岡
なし
エアアジア・ジャパン(12年8月1日就航)
成田ー新千歳
成田ー福岡
成田ー沖縄
成田ー仁川
成田ー釜山
(日経)

2012年10月23日
格安航空(LCC)パイロット争奪戦

国内線を就航したLCC3社がパイロットの確保に奔走している。ジェットスターは13年末までに現在の2.5倍の200人体制にするほか、ピーチ・アビエーションも13年9月までに1.7倍の100人に増やす。外国人パイロットの採用強化や自前の専門訓練所の設立など必要数の確保に乗り出している。エアアジア・ジャパンを含めた国内LCC3社は当面毎年5機前後で機材を増やす予定。現在3社のパイロット数は195人。15年には500人に拡大する可能性もある。LCC3社で現在のパイロットは日本航空出身が大半だ。ピーチは半分が日航のパイロット。日航は経営破たんで1000人以上が退職し、国内LCCに流れ、海外の航空会社にも採用され、日航出身のパイロットは底をついた状態。

このため、現在LCC3社にとってはパイロット確保が重要課題。外国人パイロットの中途採用も本格化する公算が大きい。エアアジアは国内の訓練施設の重要性を感じている。ピーチは全日空の訓練所を活用している。パイロット確保で予想以上のコスト増が見込まれ、収益化の遅延も考えられる。路線拡大が順調にいくかはパイロットの確保に左右されるかもしれない。 (日経)

2012年10月10日
格安航空(LCC)、日航と共同運航

今年7月に国内線を就航したLCCのジェットスター・ジャパンは大株主の日航と、共同運航に乗り出す。

豪カンタス空港傘下のLCCジェットスターのハードリカ最高経営責任者(CEO)が9日、日経の取材で語った。開始時期は明言しなかったが、今月28日からの冬ダイヤから開始する公算が大きい。料金やサービスの違いからLCCとすみわけの姿勢をとってきた国内大手航空会社がLCCと共同運航するのは初めてのケース。 (日経)

2012年9月2日
格安航空(LCC)、今後の課題は「成田リスク」

今年に入り運航を開始した格安航空会社(LCC)は滑り出しがよく、お盆の搭乗率は9割前後と、全日空や日本航空を上回った。運賃を大手の半分にしたことで、これまで飛行機を利用していなかった顧客を獲得している。日本でLCCが外国並みに普及するには、空港の便益性を高め、着陸料を引き下げるなどの取り組みが必要。

女性の乗客が半数。3月に就航したピーチ・アビエーションの利用者の2〜3割は飛行機未経験者。8月26日には当初計画より3週間早く、国内線利用者が累計50万人を突破。平均搭乗率も予想を上回る70%大後半で推移している。8月に就航したエアアジア・ジャパンはお盆に搭乗率が9割を超え、8月全体でも80%台後半で計画を上回る。フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は「空港コストの高さが日本でのLCC普及の障害」と語る。着陸料など航空会社が空港を利用する際にかかる日本の費用は海外に比べかなり高い。成田の費用はエアアジアが本拠地とするクアラルンプールの約20倍。

成田空港は周辺住民への配慮で午前6時から午後11時までしか飛べない。これも悩みの種。 ジェットスターは7月に就航以来、天候以外の理由で計15便を欠航した。折り返し運航で成田を離陸するのが遅れると午後11時までに戻ってこれなくなる。欠航の大半の理由が成田の門限にある。エアアジア・ジャパンは天候を除いた欠航はないが、成田拠点のLCCは欠航リスクと隣りあわせだ。LCCは欠航すると基本的に代替手段がなく、利用者に負担や不便を強いるだけに、信用問題にかかわる。ジェットスターはこの「成田リスク」軽減に向け、関空を大に拠点を位置づけ、路線を拡大する。エアアジア・ジャパンも中部国際空港への進出を検討中。既存の航空会社大手が牙城とする羽田にLCC枠は期待できず、首都圏に住む人がLCCを利用する場合は成田を使わざるを得ない。 (日経)

2012年8月26日
竹島問題に格安航空(LCC)券の価格が敏感に反応、約4割安く

9月下旬に出発する成田ーソウル間の格安券の最安値は、燃油特別付加運賃などを除くと、往復で1万1400円と前年同期の約2万円から大きく下落している。 (日経)

2012年8月24日
ジェットスター 関空発着 4路線20便

日本航空が出資する格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパンが23日、関西国際空港の発着便を大幅に増やすと発表。現時点の1路線2便を12月までに4路線20便にする。10月から関空ー那覇線を1日2便、12月に4便に増やす。札幌線、福岡線、既存の成田線も増便し、12月には関空で4路線20便とする。 (日経)

2012年8月2日
国内の格安航空(LCC)が3つどもえ

全日本空輸系の格安航空会社(LCC)、エアアジア・ジャパンが1日、成田と札幌、福岡の路線に参入し、3日には、成田ー那覇間の運航も開始する。ジェットスターはLCCで最も安いというイメージを徹底しており、「最低価格保証」の制度で他社のネット運賃がジェットスターの最低運賃より安ければ、他社よりさらに安くして販売する。こうしたジェットスターの戦略に対し、エアアジアは格安さを打ち出しつつも、食事などの機内サービスを充実させる。ピーチは路線が競合するジェットスターに対して、価格とサービスのバランスを重視する構え。 (日経)

2012年8月1日
エアアジア・ジャパンが就航 国内LCCの3社出そろう

全日本空輸系の格安航空会社(LCC)、エアアジア・ジャパンが1日、成田と札幌、福岡の路線に参入。3月に就航したピーチ・アビエーション、7月に運航を開始したジェットスター・ジャパンに次いで国内LCCで3社目。既存航空会社との間だけでなく、LCC同士の競争も激しくなりそうだ。 (日経)

2012年7月3日
ジェットスター・ジャパン、成田から国内線就航、LCCで2社目

日本航空などが出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが3日、国内線を就航。国内のLCCでは、関西空港を本拠地とする ピーチ・アビエーションにつぐ2社目。成田空港を拠点とするLCCとしては初めて。全日本空輸系のエアアジア・ジャパンも8月に成田に乗り入れ予定。 成田発着のLCCは海外勢も含めると、豪ジェットスター、韓国のエアプサン、イースター航空に次ぐ4社目。

ジェットスターは、通常運賃を大手航空会社の15〜50%程度に設定し、「全路線1円」のキャンペーン割引も実施。自社運賃が他社より高い場合は値引きする「最低価格保証」など、安さにこだわる。この日就航の新千歳線、福岡線のほか、9日に伊丹線、那覇線の運航開始で、来年からは国際線の就航を予定している。
(時事)

2012年7月3日
三菱商事、ジェットスターに5機貸与。
三菱商事は3日に就航するLCCのジェットスター・ジャパンに航空機5機をリースすることで合意。ジェットスター・ジャパンはエアバスA320型機3機を調達済み。国内6路線で順次就航予定。数年後には運航機数を24基まで増やす計画。第3位株主である三菱商事がこのうち5機をリースする。
(日経)

2012年6月16日
ピーチ、HISに航空券の提供開始。旅行会社と組むのは初めてとなる。
LCCは独自の予約システムを利用していたり、欠航時に他社便への乗り換えができないなどの課題でツアー商品を作りにくかった。ピーチを利用したHISの商品は手荷物を無料で預けられるなど、利便性でも一般航空会社と同等のサービスを用意。
(日経)

2012年6月15日
ピーチ、中国本土への便の年内の就航を検討。
5月に関空ーソウル便につぐ国際線として、関空ー香港便を7月に就航することを発表している。井上CEOは年内に上海、北京、杭州への便を検討している。
(日経)

2012年6月13日
ジェットスター・ジャパン、機体公開、7月3日就航。
7月から国内の6路線で順次就航し、まずは3機で運航を開始し、数年後に24機まで増やす。エアバスA320型機は革張りシートが計180隻。座席幅45センチ。追加料金を払えば、足元が広い座席を選択可能。機内食は有料。飲料、軽食、スナックを用意。国内LCCではピーチがすでに3月に運航開始、8月にはエアアジア・ジャパンが国内3路線に順次就航する。
(日経)

2012年6月6日
ジェットスター・ジャパンを利用した旅行商品の販売を開始=JTB
成田発札幌行きと、沖縄行きの2方向について、LCCを使わないツアーの比べ3−5割安いツアー商品を発売する。
(日経)

2012年5月31日
格安航空、はや値下げ合戦。
単位(円) エアアジアジャパン ジェットスター ピーチ
大阪ー札幌 ---  4590-14490 4790-14790
大阪ー福岡 ---  3590-11490 3590-11790
成田ー札幌 4580-18880 4490-16990 ---
成田ー福岡 5180-19580 5090-18990 ---
成田ー沖縄 6680-23080 6590-22990 ---
成田ー大阪 ---  3990-15990 ---
大阪ー長崎 ---  --- 3590-11780
大阪ー鹿児島 ---  --- 4280-13280
手数料 150 200 210
(日経)

2012年4月21日
日本航空の稲盛会長は、LCCが本格的普及期に入ったことを受け、「日航にとって試練だ」と語った。「料金ではなく質で勝負する」と述べ、LCCからシェアを守る姿勢を示した。「(ジェットスターには出資するものの)LCCが相次ぎ誕生することで、我々の事業領域を侵すことが起こりうる」「しかし、ここで安易にLCCのまねをするようなことはしてはならない。強みであるサービスを磨き、お客様に少し高いお金を払ってでも、日航に乗ってもらえるかが勝負だ」と述べた。
「課題は安定株主の確保だ。安定株主は最低でも10%必要。商社など日本の主要企業に持ってもらいたい。一部は提携している海外航空会社(ブリティッシュ・エアウェイズなど)に持ってもえるよう努力したい」とした。
(日経)

2012年4月18日
日本航空が出資するLCCのジェットスター・ジャパンが7月から就航する国内6路線の運賃を発表した。すでに開業しているピーチ・アビエーションとは関西国際空港ー札幌線、福岡線で競合する。両路線でピーチよりやや格安な運賃となっている。
単位(円) ジェットスター ピーチ
大阪ー札幌 4590-14490 4780-14780
大阪ー福岡 3590-11490 3780-11780 (7月からは3590-11780に)
成田ー札幌 4590-16990 ---
成田ー福岡 5590-18990 ---
成田ー沖縄 6990-22990 ---
成田ー大阪 3990-15990 ---
大阪ー長崎 --- 3780-11780 (7月からは3590-11780に)
大阪ー鹿児島 --- 4280-13280
(日経)

2012年3月25日
全日空や日本航空がLCCの相次ぐ就航のなか、利用客をつなぎとめるため、それぞれのサービスの充実に乗り出した。全日空では4月から全客室乗務員(CA)にタブレット(多機能携帯端末)を持たせ、乗務マニュアルをいつでも参照できるようにしたり、iPadを使った搭乗客へのサービス展開も検討する。接客業務担当者の社内コンテストを開催し客室術を高める。日航は経営難で中止していた社内アナウンスコンテストを3年ぶりに再開。聞きやすい案内の向上を図る。3月から吉野家の牛丼、4月からミスタードーナツと共同開発したドーナツを機内で提供し、食事を充実させる。
ただサービスの向上だけでは経営の安定は望めない。1座席あたり1キロメートル運航費用が全日空が13年、日航が11.5円と、シンガポール航空の7円台、LCCアジア最大手のエアアジアの3円前後と比べ、劣っている。国内格安航空3社は5年後4000億円の売り上げを目指す。 (日経)

2011年10月5日
タイ航空の社長は、来年就航する新しい格安航空会社(LCC)のタイ・スマイルについて、「既存路線とLCCの中間の存在になる」と語った。国内線専業の傘下のLCCノック・エアに追加出資することや、中距離国際線の新しいLCCの設立も検討していると述べた。シンガポール航空も全額出資で中長距離路線の新しいLCCの設立を検討している。米ボーイングの「B777」ガ多岐で欧米、中国、中東便を想定しているもよう。
(日経)

2011年10月1日
世界の格安航空会社(LCC)の株式時価総額が大手航空会社を上回る例が相次いでいる。欧州ではアイルランドのライアンエアーは時価総額でルフトハンザを逆転した。アジアでは、マレーシアのエアアジアとマレーシア航空の差が2倍近くとなった。LCCの事業規模は大手航空に及ばないが収益性では大手を上回る例も。4−6月期のマレーシア航空や対航空は赤字だったが、エアアジアは黒字を確保した。米国ではLCCのサウスウエストの時価総額がデルタやユナイテッド・コンチネンタルとほぼ並ぶ状況が定着している。
(日経)

2011年7月21日
全日空(ANA)がLCCのエア・アジア(マレーシア)とLCCの合弁会社設立に合意。出資比率はANAが約67%、エア・アジアが33%となる。ANAにとってはピーチ・アビエーションに次ぐ2社目のLCC。新会社は「エア・アジア・ジャパン」の予定で今秋に日本で設立され、ANAの連結子会社となる。
(日経)

2011年7月20日
高速ツアーバスのウィラー・トラベルが、中国のLCC春秋航空と提携。両社のウェブサイトでそれぞれのチケットが購入可能となる。
(日経)

2011年7月16日
全日空(ANA)はエア・アジアと新会社設立を検討している。ANAは香港の投資会社とピーチ・アビエーションに出資しているが、この新会社の設立で、日本市場に参入する韓国系LCCに対抗する構え。日本航空(JAL)も豪LCCと新会社設立に動いている。
LCCの運賃は大手に比べ5−7割安い。日本に就航しているLCCは計9社で21路線。ただ21路線のうち11路線は2010年行こうに就航しており、この1−2年で一気に広がった。それは韓国系LCCの目覚しい進出。韓国では2005年以降にLCCが相次いで立ち上げられ、韓国内のLCCシェアは3割超。
ANAは海外LCCの進出を新会社とピーチの両方で食い止めるねらい。ピーチは今後中国への進出を目指し、新会社は東南アジアでの路線拡大を進め、JALとジェットスター陣営に対抗する。 (日経)

2011年7月1日
日本航空が格安航空会社(LCC)の事業に参入する。豪カンタス航空グループのLCCである豪ジェットスター航空が日本に設立する会社に出資し、2012年の運航開始を目指す。
日航とジェットスターは07年から豪州便で共同運航をしている。日航はジェットスターが日本につくる新会社に3割ほど出資し、共同で事業を進める。就航路線は未定だが、ジェットスターは国内線への参入を希望しているという。 (朝日)

2011年6月23日
韓国のエア・プランが23日から成田ー金海国際空港(釜山) を、1日1往復する。成田を利用するLCCとしては豪ジェットスターについで2社目。価格は安いもので往復1万9900円(燃料サーチャージ抜き)。大手の成田ー釜山は往復で3万円前後。7月1日にはイースター航空が成田ーソウル便を1万円(サーチャージ込み)で就航する。(日経)

2011年5月24日
ピーチ
全日本空輸が中心となり設立された、格安航空会社(LCC)「A&F・Aviation」は24日、関西空港を拠点として来年から運航するブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表。 同社は日本初の本格的なLCCで、社名を「Peach・Aviation」に変えたこともあわせて発表した。関西から来年3月に福岡、札幌(新千歳)線、同5月にソウル(仁川)線に就航予定。(朝日)

2011年5月5日
韓国の格安航空(LCC)イースター航空が5日、仁川(インチョン)〜新千歳間の国際定期便の運航を開始した。LCCの道内就航は初めて。7月には2社目のLCCも新千歳への乗り入れを予定している。149席のボーイング737−700型機で、毎週木曜日と日曜日に運航。料金は片道18万〜31万5000ウォン(約1万3400〜2万3500円)と、既存の航空会社の7割水準。

2011年2月
全日本空輸は、香港のファーストイースタン投資グループ(FE)と共同で、関西空港を拠点とした格安航空(LCC)の新会社「エーアンドエフ・アビエーション」を10日に発足した。3年後の黒字化を目指す。(日経)

2011年1月
韓国の済州航空(チェジュ航空)が元JALのパイロットを採用する動き。(日経)

2010年12月9日
アジア最大規模の格安航空会社(LCC)であるマレーシアのエア・アジア傘下のエア・アジアXが、羽田とクアラルンプール間に新路線を開設。LCCの日本への参入により、羽田空港の国際空港化が進むだろう。これは成田空港にも大きな変化を迫る動きだ。

2010年9月
米LCCのサウスウエスト航空が同業エアトランを10.4億ドルで買収へ(ロイター)

2010年9月8日
全日本空輸(ANA)が、格安航空会社(LCC)への参入を正式に決めることが、8日明らかになった。関西国際空港を拠点とし、2011年度にも設立する方針(Sankei)

2008年4月5日
米オハイオ州を拠点にする格安航空、スカイバス・エアラインズは4日、旅客運送業務を5日から停止すると発表。米連邦破産法11条の適用を7日に裁判所に申請する見通し。2004年に創業したが、資金繰りが悪化していた。

ハワイのアロハ航空が3月30日、旅客便の運航をすべて中止。同20日に米連邦破産法11条の適用を申請していた。

また、米中西部に拠点がある格安のATA航空も4月3日、11条の適用を裁判所に申請、同日夕に全便を停止。

2008年2月6日
アイルランドの格安航空会社「ライアンエアー」が、サルコジ仏大統領(53)とカーラ夫人(40)の写真を無断で広告に利用し、肖像権を侵害したとして大統領夫妻が起こしていた裁判で、パリの裁判所は5日、夫妻側の訴えを認め、ライアンエアーに大統領に1ユーロ(約156円)、夫人に6万ユーロを支払うよう命じる判決を下した。

ライアンエアーは以前も、ブレア前英首相やスペインのサパテロ首相など政治家の写真を、本人に無許可で広告に使用している。スウェーデンのペーション前首相もライアンエアーを提訴したが、昨年和解したという。

2007年12月12日
全日空が近距離の国際線を運航する格安航空会社(LCC)を2009年にも設立するもよう。アジアの航空会社との合弁形式を想定しており、すでに韓国や中国の航空会社に参加を打診している。

 LCCは徹底的な低価格戦略をとり、東南アジアを中心に成長しており、韓国でも大韓航空が子会社のLCCを年内にも設立し、日本にも就航することを発表している。

 こうした競争激化の環境について、山元社長は「近距離など路線によっては、全日空本体のコスト構造では立ち行かなくなる」とし、自前のLCCが必要と判断したという。同社長は「既存の航空会社と組めば準備期間も短縮できる」とし、人件費が安い海外に拠点を置く。 (朝日新聞)

2007.08.11
海外のローコストキャリア(LCC)が今年、日本へ参入しています。オーストラリアのカンタス航空の子会社、ジェットスターは、3月からブリスベン経由の関西・シドニー線を、8月には名古屋・ケアンズ線で運航を開始し、9月には関西・ケアンズ線も就航します。7月26日にはエア・マカオが関西・マカオ線の運航を週2往復(木曜・日曜)でスタートしています。アジアを中心とする他のLCCも路線拡大のチャンスをうかがっています。2010年には成田空港が拡張されることから、多くのLCCが日本への参入を狙っています。JALやANAも競争激化にさらされるでしょう。今年6月には韓国航空が3年以内にLCCを設立すると発表しています。つまり大手航空会社もLCCを設立する時代に突入しているのです。

日本では国際線チケットは代理店経由で予約するのがまだまだ一般的ですが、LCCの場合は旅行者がインターネットで直接チケットを購入するという体制をとっています。こうした工夫でコスト削減を図っているのです。またLCCでは機内の食事や飲み物、アメニティキット、機内エンターテインメントなどは(エコノミークラスでは)有料です。旅行費用をとことん格安に抑えるための手法です。

今後の航空業界は激変しそうな予感がします。

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