格安航空会社とは?
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2012年4月21日
日本航空の稲盛会長は、LCCが本格的普及期に入ったことを受け、「日航にとって試練だ」と語った。「料金ではなく質で勝負する」と述べ、LCCからシェアを守る姿勢を示した。「(ジェットスターには出資するものの)LCCが相次ぎ誕生することで、我々の事業領域を侵すことが起こりうる」「しかし、ここで安易にLCCのまねをするようなことはしてはならない。強みであるサービスを磨き、お客様に少し高いお金を払ってでも、日航に乗ってもらえるかが勝負だ」と述べた。
「課題は安定株主の確保だ。安定株主は最低でも10%必要。商社など日本の主要企業に持ってもらいたい。一部は提携している海外航空会社(ブリティッシュ・エアウェイズなど)に持ってもえるよう努力したい」とした。
(日経)
2012年4月18日
日本航空が出資するLCCのジェットスター・ジャパンが7月から就航する国内6路線の運賃を発表した。すでに開業しているピーチ・アビエーションとは関西国際空港ー札幌線、福岡線で競合する。両路線でピーチよりやや格安な運賃となっている。
| 単位(円) | ジェットスター | ピーチ |
| 大阪ー札幌 | 4590-14490 | 4780-14780 |
| 大阪ー福岡 | 3590-11490 | 3780-11780 (7月からは3590-11780に) |
| 成田ー札幌 | 4590-16990 | --- |
| 成田ー福岡 | 5590-18990 | --- |
| 成田ー沖縄 | 6990-22990 | --- |
| 成田ー大阪 | 3990-15990 | --- |
| 大阪ー長崎 | --- | 3780-11780 (7月からは3590-11780に) |
| 大阪ー鹿児島 | --- | 4280-13280 |
2012年3月25日
全日空や日本航空がLCCの相次ぐ就航のなか、利用客をつなぎとめるため、それぞれのサービスの充実に乗り出した。全日空では4月から全客室乗務員(CA)にタブレット(多機能携帯端末)を持たせ、乗務マニュアルをいつでも参照できるようにしたり、iPadを使った搭乗客へのサービス展開も検討する。接客業務担当者の社内コンテストを開催し客室術を高める。日航は経営難で中止していた社内アナウンスコンテストを3年ぶりに再開。聞きやすい案内の向上を図る。3月から吉野家の牛丼、4月からミスタードーナツと共同開発したドーナツを機内で提供し、食事を充実させる。
ただサービスの向上だけでは経営の安定は望めない。1座席あたり1キロメートル運航費用が全日空が13年、日航が11.5円と、シンガポール航空の7円台、LCCアジア最大手のエアアジアの3円前後と比べ、劣っている。国内格安航空3社は5年後4000億円の売り上げを目指す。
(日経)
2011年10月5日
タイ航空の社長は、来年就航する新しい格安航空会社(LCC)のタイ・スマイルについて、「既存路線とLCCの中間の存在になる」と語った。国内線専業の傘下のLCCノック・エアに追加出資することや、中距離国際線の新しいLCCの設立も検討していると述べた。シンガポール航空も全額出資で中長距離路線の新しいLCCの設立を検討している。米ボーイングの「B777」ガ多岐で欧米、中国、中東便を想定しているもよう。
(日経)
2011年10月1日
世界の格安航空会社(LCC)の株式時価総額が大手航空会社を上回る例が相次いでいる。欧州ではアイルランドのライアンエアーは時価総額でルフトハンザを逆転した。アジアでは、マレーシアのエアアジアとマレーシア航空の差が2倍近くとなった。LCCの事業規模は大手航空に及ばないが収益性では大手を上回る例も。4−6月期のマレーシア航空や対航空は赤字だったが、エアアジアは黒字を確保した。米国ではLCCのサウスウエストの時価総額がデルタやユナイテッド・コンチネンタルとほぼ並ぶ状況が定着している。
(日経)
2011年7月21日
全日空(ANA)がLCCのエア・アジア(マレーシア)とLCCの合弁会社設立に合意。出資比率はANAが約67%、エア・アジアが33%となる。ANAにとってはピーチ・アビエーションに次ぐ2社目のLCC。新会社は「エア・アジア・ジャパン」の予定で今秋に日本で設立され、ANAの連結子会社となる。
(日経)
高速ツアーバスのウィラー・トラベルが、中国のLCC春秋航空と提携。両社のウェブサイトでそれぞれのチケットが購入可能となる。
(日経)
2011年7月16日
全日空(ANA)はエア・アジアと新会社設立を検討している。ANAは香港の投資会社とピーチ・アビエーションに出資しているが、この新会社の設立で、日本市場に参入する韓国系LCCに対抗する構え。日本航空(JAL)も豪LCCと新会社設立に動いている。
LCCの運賃は大手に比べ5−7割安い。日本に就航しているLCCは計9社で21路線。ただ21路線のうち11路線は2010年行こうに就航しており、この1−2年で一気に広がった。それは韓国系LCCの目覚しい進出。韓国では2005年以降にLCCが相次いで立ち上げられ、韓国内のLCCシェアは3割超。
ANAは海外LCCの進出を新会社とピーチの両方で食い止めるねらい。ピーチは今後中国への進出を目指し、新会社は東南アジアでの路線拡大を進め、JALとジェットスター陣営に対抗する。
(日経)
2011年7月1日
日本航空が格安航空会社(LCC)の事業に参入する。豪カンタス航空グループのLCCである豪ジェットスター航空が日本に設立する会社に出資し、2012年の運航開始を目指す。
日航とジェットスターは07年から豪州便で共同運航をしている。日航はジェットスターが日本につくる新会社に3割ほど出資し、共同で事業を進める。就航路線は未定だが、ジェットスターは国内線への参入を希望しているという。
(朝日)
2011年6月23日
韓国のエア・プランが23日から成田ー金海国際空港(釜山)
を、1日1往復する。成田を利用するLCCとしては豪ジェットスターについで2社目。価格は安いもので往復1万9900円(燃料サーチャージ抜き)。大手の成田ー釜山は往復で3万円前後。7月1日にはイースター航空が成田ーソウル便を1万円(サーチャージ込み)で就航する。(日経)

全日本空輸が中心となり設立された、格安航空会社(LCC)「A&F・Aviation」は24日、関西空港を拠点として来年から運航するブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表。 同社は日本初の本格的なLCCで、社名を「Peach・Aviation」に変えたこともあわせて発表した。関西から来年3月に福岡、札幌(新千歳)線、同5月にソウル(仁川)線に就航予定。(朝日)
2011年5月5日
韓国の格安航空(LCC)イースター航空が5日、仁川(インチョン)〜新千歳間の国際定期便の運航を開始した。LCCの道内就航は初めて。7月には2社目のLCCも新千歳への乗り入れを予定している。149席のボーイング737−700型機で、毎週木曜日と日曜日に運航。料金は片道18万〜31万5000ウォン(約1万3400〜2万3500円)と、既存の航空会社の7割水準。
2011年2月
全日本空輸は、香港のファーストイースタン投資グループ(FE)と共同で、関西空港を拠点とした格安航空(LCC)の新会社「エーアンドエフ・アビエーション」を10日に発足した。3年後の黒字化を目指す。(日経)
2011年1月
韓国の済州航空(チェジュ航空)が元JALのパイロットを採用する動き。(日経)
2010年12月9日
アジア最大規模の格安航空会社(LCC)であるマレーシアのエア・アジア傘下のエア・アジアXが、羽田とクアラルンプール間に新路線を開設。LCCの日本への参入により、羽田空港の国際空港化が進むだろう。これは成田空港にも大きな変化を迫る動きだ。
2010年9月
米LCCのサウスウエスト航空が同業エアトランを10.4億ドルで買収へ(ロイター)
2010年9月8日
全日本空輸(ANA)が、格安航空会社(LCC)への参入を正式に決めることが、8日明らかになった。関西国際空港を拠点とし、2011年度にも設立する方針(Sankei)
2008年4月5日
米オハイオ州を拠点にする格安航空、スカイバス・エアラインズは4日、旅客運送業務を5日から停止すると発表。米連邦破産法11条の適用を7日に裁判所に申請する見通し。2004年に創業したが、資金繰りが悪化していた。
ハワイのアロハ航空が3月30日、旅客便の運航をすべて中止。同20日に米連邦破産法11条の適用を申請していた。
また、米中西部に拠点がある格安のATA航空も4月3日、11条の適用を裁判所に申請、同日夕に全便を停止。
2008年2月6日
アイルランドの格安航空会社「ライアンエアー」が、サルコジ仏大統領(53)とカーラ夫人(40)の写真を無断で広告に利用し、肖像権を侵害したとして大統領夫妻が起こしていた裁判で、パリの裁判所は5日、夫妻側の訴えを認め、ライアンエアーに大統領に1ユーロ(約156円)、夫人に6万ユーロを支払うよう命じる判決を下した。
ライアンエアーは以前も、ブレア前英首相やスペインのサパテロ首相など政治家の写真を、本人に無許可で広告に使用している。スウェーデンのペーション前首相もライアンエアーを提訴したが、昨年和解したという。
2007年12月12日
全日空が近距離の国際線を運航する格安航空会社(LCC)を2009年にも設立するもよう。アジアの航空会社との合弁形式を想定しており、すでに韓国や中国の航空会社に参加を打診している。
LCCは徹底的な低価格戦略をとり、東南アジアを中心に成長しており、韓国でも大韓航空が子会社のLCCを年内にも設立し、日本にも就航することを発表している。
こうした競争激化の環境について、山元社長は「近距離など路線によっては、全日空本体のコスト構造では立ち行かなくなる」とし、自前のLCCが必要と判断したという。同社長は「既存の航空会社と組めば準備期間も短縮できる」とし、人件費が安い海外に拠点を置く。 (朝日新聞)
2007.08.11
海外のローコストキャリア(LCC)が今年、日本へ参入しています。オーストラリアのカンタス航空の子会社、ジェットスターは、3月からブリスベン経由の関西・シドニー線を、8月には名古屋・ケアンズ線で運航を開始し、9月には関西・ケアンズ線も就航します。7月26日にはエア・マカオが関西・マカオ線の運航を週2往復(木曜・日曜)でスタートしています。アジアを中心とする他のLCCも路線拡大のチャンスをうかがっています。2010年には成田空港が拡張されることから、多くのLCCが日本への参入を狙っています。JALやANAも競争激化にさらされるでしょう。今年6月には韓国航空が3年以内にLCCを設立すると発表しています。つまり大手航空会社もLCCを設立する時代に突入しているのです。
日本では国際線チケットは代理店経由で予約するのがまだまだ一般的ですが、LCCの場合は旅行者がインターネットで直接チケットを購入するという体制をとっています。こうした工夫でコスト削減を図っているのです。またLCCでは機内の食事や飲み物、アメニティキット、機内エンターテインメントなどは(エコノミークラスでは)有料です。旅行費用をとことん格安に抑えるための手法です。
今後の航空業界は激変しそうな予感がします。